人間の意識が現実を創造している

意識

大学受験、就職、仕事、人間関係など様々な側面で、
成功するためには、この世界の仕組みを理解する必要があります。

この世界のあらゆるものは人間が観測するまで存在しない

我々を含めて、この世界に存在するすべてのものは電子や陽子などの「素粒子」からできています。
その素粒子を研究する学問が「量子力学」です。

この100年の間に、「量子力学」の分野で、人間の意識と物理現象(ここでは素粒子の振る舞い)との関係性についての実証がされてきました。

その実証のなかで、この世界の仕組みについて最も影響力があったものが、
「ジョン・ホイーラの遅延選択」という仮説が2015年にオーストラリア国立大学の研究者により実験で証明されたことです。

参照記事
Quantum Experiment Confirms Reality Doesn’t Exist Until Measured

「ジョン・ホイーラの遅延選択」というのは、未来の選択が過去の事象に影響を及ぼすかどうかという思考実験です。

素粒子は「粒子」という物としての性質と「波」というエネルギーとしての性質をもちますが、
人間が観測しないときは、「波」というエネルギー(非物質)の状態にあり、観測したとき初めて「粒子」という性質をもち、物質として存在します。
このことは、100年以上前に「ヤングの2重スリットの実験」で証明されています。

参照動画
ヤングの2重スリットの実験

 
ただし、この参照動画の「ビンズ halさん」や「freak66outさん」のコメントにもあるように、
観測装置が観測する際に、素粒子(この実験では光子とか電子)に干渉した結果、素粒子の性質が変化したもので、素粒子の性質の変化は人間の意識とは無関係である、という反論もありました。

ところが、2015年に実証された「ジョン・ホイーラの遅延選択」の実証結果は、

観測装置が、素粒子の性質変化の後に(未来の時点で)、干渉しており、素粒子の「波」から「粒子」への性質変化は観測装置の干渉ではなく、人間の観測しようとする意識による。

としか考えられない結果になりました。

つまり、

この世界のあらゆるものは人間が観測するまで存在しない。

という結論が導き出されたのです。

人間の意識が現実を創造している

このように、素粒子で作られているすべてのものは、人間の観測、つまり人間の「意識」が注がれたときに物質化します。
逆に、人間の意識が介していないときは、万物は波動であり非物質なのです。

2015年の「ジョン・ホイーラの遅延選択」の実証実験は「人間が万物を創り出している創造主である」という新常識を証明したことになります。

また、人間の意識は、素粒子の性質を変えるだけではなく、「現実」の状態も創造します。
つまり、良い意識をすれば、良い現象が物質化され、悪い意識をすれば、悪い現象が物質化される、ということです。

それを証明する面白い事例に「多重人格障害の患者のケース」があります。
驚くことに、多重人格の患者は、Aという人格の時とBという人格の時では、健康診断の検査の結果が全然違うというケースが、医療現場では良くあるようです。
例えば、人格Aのときはガンがあるのに、人格Bになるとガンが消え、人格Cになると糖尿病になるなど、驚きの現象が起こっているようです。

この事例が信じられなくても「プラシボ効果」は誰もが認めるはず。
「プラシボ効果」の例としては、生理食塩水を「特効薬」と信じた人が、生理食塩水の点滴を受けるだけで病気を回復させた等のケースがあります。

このように、

この世界はあなたと無関係に独立して存在しているのではなく、あなたが発する意識によって創造され、その状態も意識により決定されている。

ということです。

コメント

  1. さなえ より:

    死んでからも意識は行き続けるらしいですが、それではあの世でも意識による世界が造られ意識による生活もありうるのですね?

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